長距離を走って分かった体の負担ってけっこう大きい
ロングツーリングって、やっぱり気持ちいいですよね。でも、何時間も走ってると「あれ? ちょっと腰痛くない?」とか「手首がダルい…」みたいな感じで、身体のあちこちにジワジワ疲れが出てくるんですよ。私も最初はテンション上がってバンバン走ってたんですけど、休憩する頃にはけっこうガタがきてました。
まず一番つらかったのが腰。私の愛車のシート、デザインは気に入ってるんですけど、長時間乗ってるとどうしても硬く感じるんですよね。そこで試してみたのがゲルシートパッド。これが意外と快適で、体圧が分散される感じがハッキリ分かるんです。もっと早く使えばよかったって思いました。
それと、地味だけど大きかったのがスロットルアシスト。これ付けてから、手首の疲れがほんとに軽くなりました。アクセル操作って、長くなるほどしんどいんですけど、手のひらで押せるってだけで全然違うんですよ。ちょっとした工夫で走りの快適さが変わってくるのって面白いなって思いましたね。
車体のバランスって、走って初めて気づくことがある
長距離走ってみて「なんかバイクの動きが重たいな…?」って思うこと、ありませんか?私も今回ちょっと荷物を多めに積んでみたら、交差点の立ち上がりでやたらフラつく感じがあって、「これ、もしかしてバランス悪いのかも」ってなったんですよ。
リアシートに片方だけバッグを積んでたんですけど、あれ、ダメですね。ちゃんと左右バランス取らないと、走りにもろに出ます。なので急きょ反対側にも同じくらいの重さの荷物を積んで、ついでにサスのプリロードも調整してみたら、一気に乗り心地が変わったんです。「ちゃんとセッティングすれば、ここまで違うんだな」って改めて実感しました。
バイクって、やっぱりバランスが命ですね。積載位置や重さだけじゃなくて、どこに何を入れるかまで考えると、もうちょっとしたパズルです。でもその分、愛車が思い通りに動いてくれる感覚はやっぱり最高です。
まだまだ改善したいところはあるんですよね
今回のツーリングで「これは次までに何とかしたいな〜」って思ったこともいくつかあります。まずウェア。普段着慣れてるメッシュジャケットで行ったんですけど、朝晩の寒暖差が激しくてちょっと失敗でした。長距離だと、気温変化が思った以上に身体に響くんですよ。今度はインナーの調整をもっと考えて出発しようと思います。
それと、ヘルメット。軽さよりも見た目で選んでたんですけど、首がガチガチになって「これじゃ楽しさが半減するな…」って痛感しました。今は軽くて風の抜けもいいモデルを探してる最中です。
あと、スケジュールの組み方も課題ですね。無理して距離を詰め込みすぎると、休憩のタイミングもズレて結局バテるんですよ。もうちょっと余裕持って走る日と休む日を組み合わせた方が、結果的に旅が楽しくなるって気づきました。
走れば走るほど改善点が見えてくるし、そのたびに自分のバイクとも向き合えるから、やっぱりロングツーリングって面白いです。次はもっと快適に、もっと楽しく走れるように、またいろいろ試してみたいなって思ってます。