温泉に行きたい

ライダーの習性

ライダーは温泉が大好きというのをご存知ですか。
日帰り温泉などを目的にツーリングのルートを計画するのは、世代は性別を問わずライダーの習性といえるかもしれません。
なぜバイク好きに温泉を愛する人が多いかといえば、やはり長時間バイクに乗った疲れを癒やして、帰りのパワーをみなぎらせるためが1つの理由です。

そして夏場は、ライダースーツで汗だくになった汗を流すこと、冬場は冷たい風の中を突っ走って冷え切った体を癒やしたいからです。
人間にはチャレンジ精神というのがあります。

そして、辛いことや大変なことに挑戦して乗り越えた後の、勝利の美酒といいましょうか、美味しい物を食べるとか特別な事をするというのが待っていると、より楽しく取り組めるのです。
バイクに乗っていると、車派の人からは暑いのにライダースーツに身を包んで走らなくてもいいのにとか、寒い中凍える思いをしてまで走ることはないだろう、と言われます。
確かにそうかもしれませんが、大好きなバイクにそこまでして乗ったうえで、ご褒美として温泉に入ると、ただ温泉に入るよりもずっと気持ちがいいのです。

やみつきになってしまう

そして、一度その気持ちよさを味わうと、またバイクを走らせたくなってしまうのです。
日本には全国各地に秘湯や名湯がありますが、やはり行ってみたいのは温泉県と名高い大分県ではないでしょうか。

九州にお住まいなら愛車ですんなり行くことが可能でしょう。
ですが、他の地域に住んでいる場合には距離も長いので、電車や飛行機で行って現地でバイクを借りるという方法が考えられます。

ですが、どうしても愛車のドラッグスター400で行きたいと思い、考え付いたルートがカーフェリーを使う方法です。
目覚めれば九州の新門司港で、しっかり睡眠をとって臨めるので早朝の走りも快適になるでしょう。

門司港で愛車とともに上陸したら、国道10号を通って椎田道路を利用し、2時間ほど宇佐別府道路を走らせると、由布パーキングエリアに到着します。
カーフェリーで顔を見たライダーと再会したりと、偶然も楽しめます。
冬場なら2時間走ると温かい温泉が恋しくなる頃です。
日本屈指の温泉郷である湯布院の日帰り温泉を見つけて、体をじっくり温めましょう。
血行が良くなって、長時間走っても疲れが残りにくくなります。

その後は景色が素晴らしい起伏に富んだやまなみハイウェイで、スポーティーなライディングを楽しんだ後、飯田高原・長者原や瀬の本高原の絶景を愛でながら、有名なミルクロードへと進みます。

大観峰を通ったら、今度は熊本県にある雄大な自然が広がる阿蘇内牧温泉へと到着です。
日帰り温泉が幾つもあるので、湯めぐりを楽しむことができます。