愛車で伊勢神宮へ行ってみたい

伊勢神宮の魅力

日本には、約8万8,000の神社があると言われています。
その中でも特に由緒のあるのが「伊勢神宮」「石神神宮」「出雲大神宮」で、この3つは奈良時代に書かれた「日本書紀」にも出てきます。
伊勢神宮の正式名称は「神宮」で、他の神宮と区別するために伊勢神宮と呼ばれているのですが、三種の神器である「八咫鏡」を御神体としていることでも有名です。

伊勢神宮は年間を通して参拝者でにぎわっており、ふしぎな活気と静けさが混在している場所です。
樹齢何百年の木々が立ち並ぶ参道、数多く点在する宮杜など、あらゆる点で見どころの多い場所といえるでしょう。
神社には「近代社各制度」というのがあって、それぞれの神社は等級化されているのですが、伊勢神宮だけは別格で社格がありません。
そんな伊勢神宮のある三重県伊勢市には絶景が楽しめるツーリングスポットも数多くあり、ライダーたちの間では人気が高いエリアです。

伊勢神宮へのアクセス

伊勢神宮にアクセスするには、伊勢自動車道を使えば東京から5時間20分、名古屋から2時間40分、そして大阪からは1時間40分の道のりです。
名古屋方面から行くのでしたら、国道23号を約3時間30分走れば伊勢神宮に着きます。
大阪からは国道166号を通っていくルートもあり、「関西のマッターホルン」と呼ばれている高見山の峠を超えるのが難関といえば難関です。
高見山峠は寒波に見舞われることが多いので、冬場は厳重な装備が必要です。

東京方面からはフェリーで行くアクセス方法もあって、新東名高速道路〜東名高速道路を約5時間走った後、伊良湖乗り場からフェリーに乗り、鳥羽のりば〜伊勢二見鳥羽ラインを経由して伊勢神宮外苑前駐車場に到着することができます。
フェリーの時刻表などに関しては、「伊勢湾フェリー」のホームページで確認することができます。

伊勢神宮周辺のおすすめグルメスポット

何百年もの昔から日本中の老若男女が集まるだけあって、伊勢神宮の周辺には 評判のグルメスポットがたくさんあります。
お肉をしっかり食べたいというのであれば、何と言ってもおすすめなのが「豚捨(ぶたすて)」です。
明治42年に創業された豚捨は、店名からも推察されるように牛肉ひとすじにこだわり続けている老舗として有名です。

「伊勢牛」は松坂牛のルーツでもあり、豚捨では創業以来、厳選された上質の伊勢牛だけを取り扱っています。
メニューは特選ロースすき焼きやしゃぶしゃぶ、名物の豚捨コロッケなどで、中でも特に人気なのが「牛冷しゃぶとおろしぶっかけ伊勢うどん」と「牛丼ステーキ合い盛り丼」です。
コース料理も7,800円から用意されています。また、濃厚な具が魅力の豚捨コロッケはテイクアウトも可能です。
お土産に買って帰るのもいいかもしれません。