憧れのビーナスライン

来週、思いがけず3連休を取ることができそうになりました。
そのため、どこか遠出をしようかとも考えたのですが、準備などのことを考えると、ツーリングに費やせる時間は一日とちょっとといったところなので、そこまで遠くへ行くことができません。
しかし、考え方を変えれば関東近郊よりは少し離れた場所へ足を延ばせると思いました。
一度は行ってみたいと思っていたのは長野県のビーナスライン。
私が憧れている景観豊かなツーリングスポットですが、意外と知らない人も多いようなので、まずはご紹介したいと思います。

ビーナスラインについて

ビーナスラインは、長野県を走る国道299号線と国道152号線を通って美ヶ原高原美術館までを結んでいる道路の通称です。
この道路は、もともと二つの有料道路区間を持つツーリングルートですが、今は無料開放されており、より気軽に訪れることができるようになっています。
ビーナスラインは、公募によって名前が決まったツーリングスポットですが、山の峠道を通りながら、山々の景色や、高原の見晴らしの良い場所を通ることができることなどから、名所として全国的に知られています。

ビーナスラインの魅力

ビーナスラインの魅力は、何と言ってもその景観です。
信州高原の中をバイクで走りぬけながら、白樺湖や霧ヶ峰といった、避暑地となるような観光リゾートの景観を楽しむことができるのは、ビーナスラインの醍醐味です。
道は、峠ですから充分に走り応えもありますし、特に今のようにだんだんと蒸し暑さを感じるような時期になってきたら、ビーナスラインへ向かって高原のさわやかな風を感じながら走ることができます。

また、秋には紅葉を見ながら走ることができます。
高原の景色が広がるエリアや高山植物を見ることができるエリア、湿原が広がっている場所など、1つのラインの中で多くの景色を楽しむことができるのもビーナスラインの魅力の一つです。

ビーナスラインの楽しみ方

ビーナスラインの楽しみ方は、そのルートの走り心地や、景観を楽しむことだけではありません。
基本的なルートだけでなく、ビーナスラインが国道152号線や国道142号線にも接続しているために、日本海方面ロングツーリングへ向かうための通過地点として利用することもできます。
また、バイク仲間とキャンプ道具を持ち寄って、車山高原や美ヶ原のキャンプ場で避暑をしながら過ごすこともビーナスラインの楽しみ方の一つだと言えます。

しかし私自身は、一人で行こうと考えています。
これは、景観を自分のペースで楽しみながら走りたいという自分のスタイルがあるからです。
本当に素晴らしい景色では一度停車してでも、写真を取りたいと思うものです。
特にビーナスラインの場合には、そのような絶景スポットがたくさんあります。
グループで動くときもできるだけ自分のペースで走るのがおススメです。